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ヘアについて
ヘアカラーの歴史
「ヘアカラー」は現在、ヘアスタイルプランのうちの一つとしてその立ち位置を確立しているものです。
しかしこれには、実は非常に長い歴史があることを御存知でしょうか。
実は、ヘアカラーの歴史は紀元前3500年ほど前にまでさかのぼることができます。現在も染色料として知られている「ヘナ」を髪の毛に使い、
ヘアカラーをしていたとされています。また、古い時期からすでに「白髪染め」の文化があったのだとか。
「美しい金色の髪」は今でも憧れる人の多いものです。古代(特にギリシア)においても同じで、
太陽光にあえて髪の毛を晒すことで髪を脱色したとも言われています。
ただ、その後キリスト教の影響によって一時的にヘアカラーは「よくないもの」としてとらえられるようになりました。
ヘアカラーが市民権を獲得するのは、16世紀くらいになってからだとされています。
日本でもっとも古いヘアカラーの事実は1183年にまでさかのぼると言われています。時の武将が、最後の戦いに臨む際に、
「最後まで若々しく戦に参戦したい」ということで白髪を染めたとされています。
かつては、太陽や植物を使ったヘアカラーが主流でした。しかし19世紀ごろからは、過酸化水素などを使ったヘアカラーが使われるようになりました。
このような流れは、1900年初頭に日本でも見られるようになります。
私たちが現在ヘアカラーを楽しめるのは、先人たちの研究によるところが大きいといえますね。